新着情報一覧

2023年5月16日: その場で微細な金属組織変化も見逃さないスンプ法を予防保全にご活用ください

お客様の工場やプラントで長期にわたり使用されている機器や配管などには、使用環境に応じてさまざまな損傷が生じます。定期点検時にテストピースを採取できない場合でも、その損傷状況を現場で非破壊的に把握する手段の一つとしてスンプ法*をご紹介します。 下の事例の一つは、長期間使用されたボイラチューブのクリープ余寿命を調査するために実施したスンプ法による組織検査例です。未使用材に比べて使用材では著しく組織変化…

2023年4月13日: 関西エリアの化学・環境分析分野(マスクフィットテスト、アスベスト事前調査ほか)の営業を強化しました

屋内で継続してアーク溶接・溶断作業を実施する作業者の健康障害を防止するため、作業者が使用する呼吸用保護具(マスク)が適切に装着されているかを確認するマスクフィットテストを年に一回実施することが本年4月から義務化されています。 同様に、アスベストの健康被害を防止するため一定規模以上の建築物の解体、改造、修復工事において、建材中にアスベストが含有しているかどうかに関わらず事前調査報告が昨年4月より義務…

2023年3月16日: 月刊専門誌「配管技術2023年3月号」にアスベストに関する解説が掲載されました

エンジニア向け月刊専門誌「配管技術2023年3月号」(日本工業出版)に当社が寄稿した「アスベスト含有建材・保温材の取扱いについて」が掲載されました。アブストラクトは以下の通りです。 アスベストはその工業的メリットに応じて過去に建材や機器配管の保温材を中心に多用されました。その反面アスベストによる健康被害が顕在化してからは、その使用が禁止されると共に解体・改修時の取扱いが法的に規制されてきました。法…

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2023年2月22日: フェーズドアレイ法なら欠陥をスピーディーに精度よく視覚的に捉えることができます

フェーズドアレイ法*)は、従来の超音波探傷法と比較して、以下のメリットがあります。 一度のスキャンで超音波を複数の角度に入射できるので、スピーディーな検査(検査時間の短縮=コストダウン)を実現 探傷結果の可視化により欠陥の有無や位置を視覚的にイメージできる 小さなプローブ接触面積でも広範囲の検査が可能であり、複雑形状にも対応 欠陥のサイジング精度が向上   適用実績: 配管や機械・構造物…

2023年1月27日: 実スケール品の強度試験でお困りの方はご相談ください

機械や構造物の耐力や強度について、実スケール試験体による検証が必要な時は弊社にご相談ください。 台板上に門型フレームを備えた大型テストベットを有しており、ベット上に試験体サイズ・形状に合わせて サポート用フレームを立て、可搬型電気油圧アクチュエータを利用して試験体への載荷試験が可能です。 荷重と変形のデータを採取し、最後には破壊荷重の計測まで行うことができます。 試験体サポートや載荷用治具の設計・…

2022年12月23日: ステンレス鋼の鋭敏化を現場で即座に検知、粒界腐食の未然防止を!!

SUS304に代表されるオーステナイト系ステンレス鋼は、耐食性と加工性を兼ね備えているため幅広い分野で利用されています。 その一方で溶接・熱間加工あるいは不適切な熱処理によっては、結晶粒界の腐食や応力腐食割れの原因となる鋭敏化を起こします。 当社は、お客様の工場やプラントにおいて非破壊的にその場で鋭敏化を検出するサービスを提供しています。 電気化学的な手法を用い比較的簡単にかつ迅速に鋭敏化度を判定…